■「無駄づくり」で活躍されている藤原麻里菜さんにお話を伺いました!
「無駄づくり」を掲げて、さまざまな面白装置を開発している藤原麻里菜(https://twitter.com/togenkyoo )さん。
CuboRexでは、2021年9月に汎用クローラキット「CuGoV3」のPRのため、藤原さんにご協力をお願いしました。実際に上がった動画をみて、「CuGoをこんな使い方もできるのか…!!!」と弊社内で感嘆の息がもれたのでした。
今回の取材では、開発者の視点から、藤原さんにCuGoを使ってみての感想や魅力を伺いました。
■CuGoを最初に手にした時の印象を教えてください。
最初、「CuGO」のPRのお話をいただいて、自分で調べてみたときは、専門性が高く、工学系の知識がないと開発が難しいものなのかな?と思いました。
私は、工学系の知識があるわけではないので、本当に開発できるかな、と不安でした。
でも、実際に「CuGo」が手元に届いて、びっくりしたのは、組み立てが簡単で、すぐに動いたことです。もうちょっと組み立てや回路が複雑だと思っていたので、ラジコンみたいに動かせるのは、びっくりでした。
■藤原さんのような開発者にとってCuGoの魅力はどんなところにあると思いますか。
CuGoのような機械の足元周りのものを作ろうと思うと、人が耐えられるものを作るのは難しいので、諦めちゃうことが多い印象があります。また、私のように一人で開発していると資金が足りないという問題もあります。
CuGoは、シンプルかつ安価なので、何かを作りたいと思い立った時に、その日のうちに何か作れることが魅力の一つだと思います。また、手元に届いたら、すぐに取り付けられることも魅力だと思います。
組み立てパーツが、身の回りで手に入れやすいものなので、たとえ壊れたとしても、すぐに自分で直せるのも、良いと思います。
■これからCuGoで作ってみたいものはありますか。
今回のPRでは、人が乗れるというCuGoの良さを活かして、人が乗れる「しんにょう」を作りました。CuGoは、ラジコンのように動かせるのでは、そういうものを作っていきたいですね。