香川県のドローン会社が「CuGo」にArdupilotを活用。複雑なROSを用いず、自動走行が可能な農業ロボットを開発!

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ドローン業界は今、変革期にあります。2022年6月に航空法が改正となり、ドローン登録が義務化されます。これに伴い、これまで以上にドローンを自由に飛ばす事が難しくなります。そのような背景から、ドローンよりも規制の少ない地上を走るロボットの需要が更に高まっています。しかし、地上を走るクローラ式のロボットを開発したいと考えていても、エンジニアにクローラの専門知識や開発経験のない場合は、高額を支払って外部の開発会社に委託するしかありません。また、これまで自動走行のドローンを専門に扱ってきた企業様に関しては、ドローンの主流のソフトウェアである「Ardupilot」ではなく、開発が複雑なソフトウェアである「ROS」を用いるのが主流です。そのため、新しく複雑な操作を覚えるリソースが必要になってしまいます。

香川県のドローン開発専門の会社であった株式会社佐竹技研様も同様の悩みを抱えていました。企業様から田畑や農地で活躍するクローラ式の自動走行ロボットの開発案件が持ち上がった時、試しにプロトタイプを作ってみたそうですがしっくりこなかったそうです。そんな時にCuboRex社の汎用クローラ「CuGo」を使った開発にたどり着きました。「CuGo」の活用方法などについて、代表の佐竹様からお話をお伺いしました。

ドローンのArdupilotで自動走行ロボが誕生

元々ドローンの会社として、数々のドローンの販売や開発を手がけられていた佐竹様。近年では地上や海で活動するロボット分野もスタートされているとのことです。クローラ以外のパーツの開発は、自社技術で可能だったのですが、一方でクローラは1から設計することは、難しいという結論に至りました。そんな時に出会った弊社の汎用クローラユニット「CuGo」。これを足回りにし、しかもArdupilotをそのまま使うことができるため、この問題は一挙に解決しました。またドローンの制御で活用されているRTK(Real Time Kinematic)GNSSを活用して、屋外にてcm単位での高精度測位を走行ロボットに応用しています。これによりROSで使われている高価な3Dカメラ、レーザーレンジファインダーが不要となりました。

Ardupilotでルートを指定

佐竹様は、ArdupilotのMissionPlannerという開発ソフトを用いる事でドローンの技術をそのまま地上を走る、自動走行ロボットへの応用を実現。「田んぼや畑のエリアを指定する事で自動的に走行ルートを生成し、RTK GNSSの高精度測位からロボットはほぼ微調整なしに10回以上も継続してルート通り動いてくれました。CuGoはそれまでドローンに慣れROSを覚えるのが大変な思いをされているエンジニア様や企業様の助けになる」と佐竹様はお話いただきました。

ボールの座標を元にきちんと走行

イメージが膨らみお客様に提案もしやすくなりました

今回、紹介したプロトタイプを元に企業様からそれぞれ開発を依頼され、同時にロボットの開発をされたそうです。「CuGo」は汎用性が高くどれでもすぐに対応できたとお声をいただきました。「仕様を全然決めていない段階からでも、”CuGo”というすでに足回りが用意されているのは非常にイメージが膨らみやすく、開発はしやすかった」と嬉しいお声をいただきました。試作品ができた後で、河原の急斜面をスムーズに走行できたことも、「CuGo」の利点であり、今後はこういった坂道でも対応できるロボットをお客様に提案する事もしていきたいと佐竹様は更なる「CuGo」の可能性を話してくださいました。

弊社が提供する汎用クローラユニット「CuGo」はドローン会社をはじめとする企業様がクローラに関わる専門知識がなくとも、移動ロボットをすぐに開発及び実証実験が可能です。今後も様々なロボットが生まれることを目指し、CuboRexの社員は開発に取り組みます。

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