今後も農業ロボットの足元に。駅伝を完走したロボットの開発者である福岡大学の藤永先生にCuGoV3の活用方法を伺いました。

ニュースリリース

(プロフィール)

福岡大学工学部電子情報工学科助教
藤永拓矢さん

Q:CuGoV3を活用したロボットも参加可能な駅伝というものを完走されたと伺いました。どのような経緯で、CuGoV3を活用されたのでしょうか?

今回の第7回学研ヒルズ学祭駅伝大会※に参加したロボットクローラとして、CuGoV3を活用しました。このロボットは、駅伝に参加する為に開発した訳ではないんです。私はクローラ型の農業ロボットの研究開発をしておりますが、農業現場で活躍できるロボットであれば、駅伝にも活用できるのではないかと考え、駅伝大会に参加しました。

※第7回学研ヒルズ学際駅伝大会とは?

人間・動物・ロボットなど多種類の移動体が共存する未来社会について考える機会として、2014年から開催されている駅伝大会。詳しくはこちら

Q:これまでに農業用ロボットを開発する際の足まわりの課題というのはあったのでしょうか?

汎用的なクローラユニットなどはありますが、農業現場で活躍するには、農地を走破できること、屋外で使用できることなどが要件として挙げられます。CuGoV3はそれらの要件を満たしていると考え、農業用ロボットの足まわりとして活用することにしました。今回の駅伝大会では、駅伝だからCuGoV3を活用した訳ではなく、農業用として十分な走破性能があり完走できると思い、駅伝大会に利用しました。

Q:CuGoV3を実際に利用してみてとかった点はどのようなことがありますか?

まず、CuGoV3が届いてすぐにロボットの足回りとして組み立てられる点です。汎用性が高く、ロボットの仕様に合わせやすいです。目的とする研究開発に注力できることは助かりますね。組み立て時の説明書はわかりやすく問題なく活用することができました。また、農業現場への活用事例が公開されており、そういった情報も参考になりました。次に、CuGoV3を通じて学生がハードウェアやソフトウェアについて勉強できる点です。クローラの構造を理解して設計したり、プログラムを作成してモーターを動作させたりすることはロボット開発の基礎につながるので、教材としても活用しています。

Q:今後、CuGoV3を活用して、どのようなものを作ってみたいですか?

今後も、農業ロボットの足まわりのクローラとして、CuGoV3を活用していきたいと考えています。具体的には、上部にマニュピュレーターを取り付けて、作物を収穫したり生育状態を監視したりする農業ロボットを考えています。

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