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活用事例

2021.10.18

E-cat kit導入事例【石材店/兵庫県】

みかん農家を始めたとしたさまざまな場所や地域で利用され、300台を超える販売台数を誇るねこ車(一輪車)の電動化キット「E-Cat Kit」の最新事例をご紹介します。

傾斜の厳しい約300mの坂道に約150kgを超える資材運搬は、時には怪我も

 

石材店の仕事は、墓石を作るための材料を運搬したり、現場の残土を運搬したりと、一輪車で高重量のものを運ぶことが多いです。残土の搬出作業については、多い時で2tにも近い重量を運搬することもあります。また、資材の運搬では、25kgの玉砂利を6袋積んで、計150kg近い重量を、約300mの坂道で運ぶことも、よくあります。その現場が、坂道であれば、紐をくくりつけて、前方から1名が引っ張り、後方から1名が押して運搬しています。 当然、このような作業が続くと、肉体的な負担も大きく、肉離れを起こしたり、腰を痛めたりと怪我をしてしまうことも、日常になってしまっているのも事実です。

運搬作業を効率化するために、いろいろなメーカーの電動化製品やエンジン製品を検討しましたが、重量が重く、運搬に関わるコストが大きくかかってしまうため、導入を見送っていました。

 

2名掛かりの運搬を”電動化”するだけで1名に! 大幅な作業効率化を実現

 

E-Cat Kitを導入して良かったことが二つあります。まずは、パワーがあるため、坂道のある現場で、高重量の材料や土、墓石クリーニング用の水タンクを、一輪車で運搬しても1人で運搬が可能ということです。先ほど、お話したように高重量の資材等を運搬するときは、前方と後方からの2名体制で、休憩を挟みながら、運搬をしていました。しかし、E-Cat Kitを導入したことで、1名での運搬が可能となり、これまで運搬にかけていた時間を一名分、別の作業に振り分けたり、別の現場に振り分けることができます。結果的に運搬の作業効率が上がったことで、全体的な作業効率の改善につながりました。

 

 

また、E-Cat Kitは、既存の一輪車のタイヤを交換するだけなので、導入前と変わらず、現場まで運べることも大きいです。他の運搬機材は、どうしても大きかったり、重かったりするので、運搬にかかるコストも大きくなってしまいます。その点を解消しているのは、導入しやすかったです。多くの石材店では、運搬に関わる悩みや作業の効率化は大きな悩みだと思います。そんな中で、もっと石材店に知られて、利用されるようになったらいいと思います。

インタビューにご協力いただいた、株式会社髙橋石材 髙橋さん親子のご紹介

 

 

「あなたの先祖を祀るため、いつも心で仕事する、力と技の石屋家業」を企業理念に、近畿圏で、墓石販売施工や墓石のケア・クリーニングを中心に事業を展開しています。

URL:http://sekireisha.jp/

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