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活用事例

2023.09.05

E-cat kit導入事例【狭あい道路工事/東京】

東京都内を中心に、狭あい道路の工事を請け負う株式会社たま建様。

道路工事の土砂や石材の運び出し、資材の運搬用にE-cat kitをご導入いただきました。

 

インタビューは実際に炎天下の現場で作業を実施しながらお話を聞かせていただき、軽トラが入ってこれない狭あい道路での運搬作業の過酷さを実感しました。

E-cat kitを長期にわたりご利用いただいている代表の玉木様に、労力軽減の実感について伺いました。

 

 

ーまずは株式会社たま建様の事業内容を教えてください。

 

はい、弊社は狭あいの道路工事を幅広く行っている会社です。

 

狭あい道路はその名の通りとても狭い道であり、幅員4m未満の道路のことです。

東京都内にも多く存在しており、細街路と呼ばれることも多いです。

 

狭あい道路に面している土地に建物を建てる場合、法律上現況の道路からの中心から敷地を後退させければいけないので、道路の幅を広げる工事が必要になります。

 

そう言った工事にまつわる駐車場の舗装、下水のセットバックや下水管の設置、最終的なアスファルトの舗装など、道路工事の全てを担当しています。

 

 

ーE-cat kit導入前に運搬や作業についての課題はどんなものがありましたか?

 

狭あい工事はその特性上、距離が長くて狭い道が多く、軽トラなどの車両が入っていけない現場も多く存在します。

 

大きな現場ですと200mの距離を土や石、ブロック等を70〜80キロ載せて現場とトラックを往復し続ける時もあります。大きな現場ですと作業員も増えはしますが、1日1人200往復以上する時もありますね。

 

さらに掘って運ぶ、という作業が多い中で、縁戚や石などを乗り越えなければならない場面も多い。

 

特に夏場は作業員の体力消費も激しいですし、人手不足も深刻です。現在土木建築業界全体で叫ばれている課題ですが、とにかく作業効率や生産性の向上が急務という意識はありました。

 

ー導入前に運搬や狭所作業や運搬作業に関して、取り組まれていたことがあれば教えてください。

 

特にないですね。とにかく頑張るだけです笑

 

弊社では若手の育成に力を入れています。

体力仕事なので若い力が必要です。現在の作業員の数としては充足している状態でも、育成という観点で若手を多く入れています。

家族のリファラルや地元の若者を多く起用し、力仕事は若いマンパワーで賄っている部分が大きいです。

 

 

ーE-cat kitをどこで知りましたか?

 

導入が一年以上前なのではっきりとした購入経路は覚えていないのですが、ネットでみかん農家さんが使っているのを見たのを覚えています。

これって自分の現場の一輪車にも付くんじゃないか?と思い導入を決めました。



ー導入前に懸念や不安はありましたか?

 

重いものを載せてタフに使うので、タイヤがパンクしないかが少し心配でした。

ですが今のところ問題なく使えています。

 

 

ー使ってみての率直な感想はいかがですか?

 

とてもいい、の一言です!現在2台導入していますが、主に私や、ベテランの作業員が使用しています。

 

作業スピードという点では人が押している作業に変わりはないのでそこまで変化はないですが、疲労度は50%くらいになっている体感があります。

運搬する重量は重い時で90キロくらいでしょうか。

 

足場板を使ってトラックに載せ込む作業もかなり楽になっていますが、

できるだけ大量に運ぶため、荷台の上の土の山にも一輪車で登って積む必要が出てきます。

手動だとかなり苦戦しますが、電動だとほぼ力がいらないのでさらにスムーズです。

 

デメリットが特に見当たらないほどです。

雨とかも結構耐えてますし、さすがにバッテリー部分は避けていますが車体は結構水洗いしちゃってますね。

いまのところ全く問題ないです。

 

 

 

ー導入後、現場にどのような変化がありましたか?

 

作業員からもかなり好評です。弊社では一輪車4台のうち2台をE-cat kitで電動化しています。

今回の現場よりも遥かに狭い現場もあるので、この取り回しのしやすさはかなり魅力です。

 

また、手動のものですとトラックの荷台に載せる際に、一輪車に量を積みすぎると上がらないんです。

なので以前は量も控えめにしか運べない場面もあったのですが、E-catをつけると満載しても上げられるので、運べる量も1.5倍は増えたかなという印象です。

 

前方が手動の一輪車、後方がE-cat kit。可搬積載量の違いが顕著に出ています。

 

ー今後どんなふうに活用していくご予定でしょうか?

 

引き続き狭あい道路の工事の現場で活用していきたいですね。

働き方改革や、労働基準法の改正で土木建築業界は揺れていますが、現場ごとの生産性向上の工夫をしていくことが大事だと思っています。

 

そのためにこういった電動化の技術は積極的に取り入れていきたいですね。耐久性や稼働率を考えてもかなりの費用対効果を感じています。

 

弊社でも次世代の育成のために若手の教育に力を入れていますが、こう言った現場の労働環境の整備も含めた多方面からの意識改革が必要です。

 

E-cat kitはまさに現場に寄り添った課題解決をしてくれる製品だと思います。

今後もガンガン使っていきます!

 

 

たま建様、作業のお忙しい時間にありがとうございました!

狭あい道路工事の現場の実情や、生産性向上の重要さをひしひしと感じるインタビューとなりました。

 

今後も弊社の技術力で現場のツラいを解消していき、様々な現場の課題解決に貢献してまいります。

 

 

 

 

 

 

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