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活用事例

2023.10.16

E-cat kit導入事例【花き農園/香川県】

香川県で様々な花の栽培を行う香花園様。

広大な敷地で大量の堆肥や使わなくなった花の苗などを運搬しています。

一輪車の利用時期としては限定的ですが、高齢の作業員の方も活躍する現場で運搬労力削減の実感について伺いました。

 

 

 

ー香花園の事業内容を教えてください。

 

香川県のオリジナルのカーネーションやラナンキュラスなど、年間を通して様々な品種を栽培している花き農園です。現在は農業組合法人として3名で経営しています。

 

お手伝いをしてくれる家族も含めて従業員は約33名。

作付け面積6800坪で年間約120万本の花を出荷しています。

 

 

ーE-cat kit導入前に運搬に関わる課題があれば(作業時間はどれくらい?)

 

花の植え替えに伴う堆肥や不要になった株を搬入、搬出するのに利用しています。

年に一回、5月〜7月頃に行います。

10日程度かけて温室の中に堆肥を運び入れるのですが、総重量は30トンにも及びます。

作業員の方は70代の方も多く、運搬にまつわる重労働はずっと課題に感じていました。

 

 

ーE-cat kitを導入したきっかけはどんなものでしたか?

 

お昼の情報番組で見かけたのがきっかけです。

 

農作業を楽にする機械や道具の特集で、他にもパワードスーツや自動追従ロボットなどが紹介されていましたが、今持っている一輪車を電動化して作業を楽にすると紹介されていたE-catは素直に便利そうだと感じました。

正直に言うと価格がネックでしたが、市の補助金も利用することができ、導入に至りました。

 

 

 

ー導入したことで解決できた課題や導入後のメリットはありますk?

 

初導入からちょうど一年になります。

その後現在全部で5台導入していますが、とにかく楽です。

 

現場の高齢のメンバーからも、一度使うと抜け出せないとの声が多いですね。

作業時間自体は大きく変わった体感はないのですが、労力削減に大きな効果を感じています。

 

E-cat kitを利用している植え替え作業の際は、温室内の土の中に投入する堆肥を搬入し、同時に温室から使わなくなった堆肥を搬出して処分する作業が発生します。

積荷が重いと言うのもあるのですが、土壌が柔らかいため一輪車のタイヤが沈み込んでしまうんですね。そうすると押すのにさらに負担がかかる。

 

これを電動化すると嘘みたいに力がいらないので、労力消費は50パーセント減くらいになっていると思います。

E-cat kitの利用は植え替えの際の限定的な期間ですが、労力省力の面から見ると非常に費用対効果が高いものでした。

 

 

 

ーデメリットや改善を期待する点はありますか?

 

気になるのは耐久性ですね。まだ発売開始から3年立っていないこともあり、これからどうなるのかは注視していきたいです。

あとはタイヤが通常のものよりも少々小さいため、最初はバランスを取るのに少々苦労しました。使い続けるうちに慣れましたけどね。

 

ー香花園様の今後の展望をお聞かせください。

 

やはりこのまましっかりと継続し続けて行くことですね。

弊社も同様ですが、農業や建築業などの現場仕事はどんどん高齢化が進んでいっていますから、人手不足を新しい技術でケアして行きながら業界の発展に貢献していきたいと考えています。

 

弊社では香川県のオリジナル品種のラナンキュラスやカーネーションなど、多様な品種を栽培しています。

 

そんな中、市場は拡大しているとは言いづらく花の需要は年々変化していっています。

一番消費しているのは団塊の世代で、冠婚葬祭やお彼岸などの需要が多いですね。

バレンタインなどのイベントや趣味の活動でも若い方にもっと普及していければなと。

 

働き手の環境整備も含め、今後も新しい技術をどんどん取り入れていきたいと考えています。

 

 

 

香花園様、ありがとうございました!

CuboRexは、今後も農家の現場作業のツラいをロボティクスで解消していきます。

 

 

 

 

今回ご導入をいただいたE-catの詳細はこちら

https://cuborex.com/product/?id=6

 

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