活用事例
2023.10.18
E-cat kit導入事例【みかん農家/静岡県】

静岡県にてさまざまな柑橘を育てている芦川農園様。
E-cat kitの初期からのユーザーで、収穫物の運搬という重労働を電動化。
E-cat kitの高い労力削減効果についてお話を伺いました。
ーまずは芦川農園の事業内容について教えてください。
静岡県で柑橘の栽培を行う農家です。
極早生(ごくわせ)ミカンや早生(わせ)ミカン、青島ミカン
ハッサク、レモン、アマナツなどを育てています。
2019年に祖父から継いで就農しました。
みかん農家は一年を通してさまざまな作業があります。
収穫作業が終わると土壌改良を始め、春先からは剪定や農薬の散布、草刈り、その間も3ヶ月おきに肥料を撒いたりと、みかんを収穫するまでにも長い期間をかけて手をかけています。
平日は東京で会社員、土日は静岡に帰り農作業をしている2拠点生活をしています。
収穫の時期には親戚や家族の知り合いなど周りの方に手伝っていただきながら、60aの面積を年間で12tの柑橘類の収穫を行っています。
ー芦川さんがみかん農園を継いだきっかけはなんだったのですか?
小さな頃から収穫作業をしていたこともあり、畑仕事を通して農業が好きという気持ちがありました。
私はまだ29歳で農家としてはだいぶ若手ですが、収穫だけならもう柑橘農家歴は20年以上になります笑
みかんは木を植えてから約10年の月日をかけてやっと収穫ができます。そういった土地も含めたみかんの樹という資産を守りたいという意味でも祖父の畑を継ぐことを決めました。
ー収穫作業の中でE-cat kit導入前はどんな課題がありましたか?
収穫作業は7~8人で行います。E-cat kitを導入する前は運搬する人数は3名、残りの方はみかんの実を採ってカゴに集めていく切り手と呼ばれる仕事をします。
収穫物をコンテナに集めると20キロ程度になるのですが、トラックまではコンテナを1つずつ肩に担ぎ上げて30~50mの距離を人力で運んでいました。1日に300キロを超える量を運ぶため、体力の消耗が大変激しく効率もよくないことが大きな課題でした。作業員の方の平均年齢も70歳前後ですから、なんとか作業が楽にならないかなと考えていました。
当時主流だったエンジン式の運搬車や、他社が出している電動運搬車も検討はしたのですが、狭く舗装されていないことも多い農道を走るため走破性や取り回しに問題があり、導入は見送りました。
ーE-cat kitを導入したきっかけはどんなものでしたか?
学生時代に入っていたサークルで出会った和歌山県の有田地域のみかん農家さんが導入しているのを初めて見ました。
取り回しの手軽さや車体の軽さなど、一目で「探していたのはこれだ。欲しいな。」と率直に感じました。
その後、2020年に南千住にあった当時のCuboRexオフィスに遊びに行った際にやっとE-cat kitを購入できました。初期量産機のモデルで、おそらく私が静岡県で初めてE-cat kitユーザーだったと思います。
ー導入したことで解決できた課題や導入後のメリットなど
とにかく一度に運搬できる量が格段に増えました。
1日あたり6時間ほど収穫を行うのですが、導入後は以前と比べ、収穫できる量が1.5倍になりました。
運び手が3人必要だったのがほぼ1人でよくなり、その分切り手に回る人数も増え、効率的に収穫できます。何より運搬の疲労度が軽減されました。
導入前は手を運ぶことを基準にみかんの木を植えていたのですが、
運搬を電動化することで、より効率的な配置をできるようになったのも利点です。
ーデメリットや改善を期待する点はありますか?
デメリットはあまり思い浮かばないくらい重宝しています。
使い初めは少し取り回しに慣れが必要だと感じますが、すぐに慣れます。
ー今後の芦川農園様の展望をお聞かせください
未来を見据えて効率的な収穫作業や農園経営をしていける体制の強化をしていきたいと考えています。
私も含めて運び手さんは平日は会社員をしている方がほとんどなので、作業をより楽に効率的にしていくことが大事です。
こういった新しい技術を取り入れていくことで、働いている人たちのライフスタイルを考慮しながら持続可能な農業経営の形を模索していきたいと思います。
芦川農園様、ありがとうございました!
CuboRexは、今後も持続可能な農業に貢献してまいります。
今回ご導入をいただいたE-cat kitの詳細はこちら
https://cuborex.com/product/?id=6
製品について、その他のお問い合わせについてはこちら